個体が作り上げたものもまた、その個体同様に遺伝子の表現型だ

くす玉を作っていると、ふと思い出す言葉がある。
「”個体が作り上げたものもまた、その個体同様に遺伝子の表現型だ”って言葉を思い出すな。」
映画「イノセンス」(押井守監督/2004年:「攻殻機動隊」の続編)で、択捉(エトロフ)の上空を行くヘリから、『卒塔婆(そとば)の森』を見下ろして、バトーが言うセリフ。
リチャード・ドーキンスの「延長された表現型」からの引用だ。

このセリフの後、相棒のトグサが
「それってビーバーのダムや蜘蛛の巣の話だろ」
と続き
「サンゴ虫の作り出す珊瑚礁と言ってほしいな」
とバトーが答える。

私の机の上には、おびただしい折り紙が散乱し、いくつものくす玉が転がっている。
今、数えると17個。内、新作が5個。試作品や作りかけが6個。これから組み立てるパーツは…数え切れない。数える気にもならない。

これみんな、私の遺伝子の延長された表現型なんかのぅ??

そういうことを考えていると、さらに、もうひとつ思うことがある。
「このくす玉を作っている”私”だって、だれかの表現型なんだろうな」と。

人間やこの世界が誰かの表現型(のひとつ)だ。なんて、証明の仕様はないけど、私はただそう思う。
この『世界』って、そんな感じがするから。

——

そういう訳で、今日はBGMに、またまた「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(押井守監督/1995年)」と「イノセンス」を流してました。
「攻殻機動隊」は、もともと士郎正宗の漫画が原作。
神山健治が監督のテレビアニメもあったりする。
押井守作品と神山健治作品。同じ原作だけど、全く違った作品。キャラクターもゼンゼン違う。
どちらも好きだけど、やっぱり押井守の方が好きだなぁ。

■【攻殻機動隊S.A.C. ONLINE】 ティザームービー
こちらはオンラインゲーム。
TVアニメのS.A.C.元にしているらしい。バトーがやたら若く見える。
画像を貼っておいて言うのもなんだけど、たとえゲームでも人が人を殺すのは嫌だな。と思う。
エイリアンのような動物だったらいいのか。というと、それも嫌だなと思う。人間にとって良い生物でも悪い生物でも、神様が作ったものを無駄に殺生するのは気が進まない。(と、言いつつ、自分は蚊やらハエやらカメムシやら、平気でやっつけてるけど)。
じゃぁ、なんだったらいいのかというと、まぁ人間が作ったものかな。機械とかロボットとか。「ターミネーター(殺人アンドロイド)」のような。
まぁ、それさえ、問題にしているのが押井守の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」や「イノセンス」なんだと思うけど。

■『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | ファースト・トレーラー
こちらはハリウッド実写版。2017年公開予定。
雰囲気的に「ブレード・ランナー(Blade Runner/1982年、アメリカ)」とか「イーオン・フラックス(Æon Flux/2005年、アメリカ)」を連想するな。

■Blade Runner 30th Anniversary Trailer
おまけ。ブレード・ランナーのトレーラーです。なんと来年、続編が公開されるんだそうな!!!

—-

延長された表現型―自然淘汰の単位としての遺伝子


生物がつくる「体外」構造―延長された表現型の生理学

Share

  • Add this entry to Hatena Bookmark

Follow Me