なぜ存在するのか。って、『なぜ人類は存在するのか』みたいな哲学っぽい話じゃぁなくて。ボイス・トゥ・スカルという技術が実際はどんなふうに使われているのか。というような話。そして、なぜにそんな技術が開発されたのか。そういうことを考えてみた。っちゅう話。
ボイス・トゥ・スカルとは何か
ボイス・トゥ・スカル(Voice to Skull)とは、耳を介せずに頭蓋骨で音を再現する技術。ちょっと大雑把すぎて何を言っているのかわからないと思うので、てっとり早く wiki を引用。
マイクロ波聴覚効果(フレイ効果)技術を搭載した、指向性を発揮する脳内音声装置とそのシステムやプロセスの総称。
音声を記憶させたパルス波形のマイクロ波を特定対象者(ターゲット)に照射すると、外耳を介さずに頭蓋骨伝導で脳神経に共鳴し、特定対象者の潜在意識に(メッセージとして)形成する事が可能な神経系のサブリミナル音響操作、または不可聴音(サイレント・サウンド)技術。
だそうな。
物理学がちんぷんかんぷんの私には、いったいどういう仕組みなのかさっぱりなのだけど(世の中のほとんどは、わたしの理解できる技術の方がすくない。掃除機がなぜゴミを吸うのか、冷蔵庫がなぜ冷えるのかとかも、ようわからん。)、まぁとにかく、耳という感覚器官がなくとも、マイクロ波を照射することで、頭の中で直接『音』を聞けるらしい。
そういえば骨伝導イヤフォンも頭蓋骨を振動させて音を聞く仕組みだったな。と思い出したけど、この場合は内耳を使うのでやっぱりボイス・トゥ・スカルとは別もんなんかな。
人にプラスになる使い方を考えてみる。
聴覚障害者の方も音が聞けるようになるんじゃね?
ふつうに考えて、耳を通さずに音が聞けるって、すげくね? って思う。
それで素人のわたしが単純に思いついたのは、この技術『頭蓋骨を振動させて音を聞くしくみ』なら、聴覚障害者の方も音が聞けるようになるんじゃね? ということ。
人の声はもちろん、マイクロ波に記録すれば、鳥のさえずり、草木のさざめき、雨の音。夏の風鈴の音や、ひぐらしの声、花火の音。とおい汽車が走る音やお寺の鐘の音も聞けるかもしれない。
音楽も聞けるようになるかもだし、映画やドラマ、アニメも音声付きで!
そして、音楽も聞けるようになるかもしれない。生まれつきではなく、人生の途中に事故や病気などで聴覚を失ってしまった人の中には、自分の好きな音楽が聴けなくなって残念に思っている人もあると思う。このボイス・トゥ・スカルという技術があれば、きっとそういう人たちを勇気付けることができるんじゃないか。と思ったりする。
それから、映画、ドラマ、アニメも音声付きで視聴できるようになれるかもしれない。もしかすると、音ゲーなんていうのも、楽しめちゃったり。
生まれつき耳の聞こえない人も少しは話せるようになるんじゃ??
もうひとつ思うことは、あくまで可能性だけど、もし自分の声をフィードバックして自分自身で聴けるようになれば、生まれつき耳の聞こえない人も少しは話せるようになるんじゃないか。などと考える。
どういった口の動きをしたら、どんな音が口から発せられるかを自分で確認できれば、日本語だけじゃなく英語だって何語だって話せるようになる…かもしれない。
そう思いつつ、まぁ、これはちょっと、うーむ。だけどな。わたしの場合、日本語以外の言葉を聞くとき、日本語にない音(発音)は何回聞いたって、さっぱり聞き取れないからなぁ。
まぁ、可能性の話だ。
人にマイナスになる使い方を考えてみる。
さて、今度は逆に、このボイス・トゥ・スカルの人にマイナスになる使い方を考えてみる。
ここ数年の間、世界中で繰り広げられた、体験型茶番劇『コロナプランデミック』を経験した方たちの中には、医療も科学もどうやら人のためになるように進化、発展しているのではない。ということを目の当たりにして、黒ひげ危機一髪の海賊さんのように、びよぉーーーーん。って、なった人も多いと思う。
そして、このボイス・トゥ・スカルという技術も、実際は、どうやら人に対してプラスになるような使われ方はしていないらしい。人に対してマイナスになるような使い方、つまり人に対して危害を加えるような使い方が主にされているらしいんだ。
精神的にダメージを与える
ボイス・トゥ・スカルの短所は、このマイクロ波を照射された相手は、送られた声や音を必ず聞いてしまうということ。
耳で聞く声や音の場合は、手や耳栓などで耳を塞げば、音をほぼ遮断することができる。しかし、このボイス・トゥ・スカルはこれができない。マイクロ波を照射された相手は、自分が聞きたくなくても、声や音を無理やり聞かされてしまう。
たとえば、心を傷つけるような言葉を言われたり、罵詈雑言を言われたり、誹謗中傷を言われたり、けなされたり、あざけられたり、おとしめられたり、あざ笑われたり、自死をほのめかされたり。悪意あるそういう言葉を、無理やり聞かされてしまうということ。
自分に対する悪口は、普通でも聞きたくないもの。こういうのを無理やり聞かされるのは、精神的にかなり苦痛だと思う。
「24時間、人の声が聞こえる」by 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン
その人への信頼や、その人の発言の信ぴょう性を失わせる
ボイス・トゥ・スカルの短所の二つ目は、この声や音は、マイクロ波を照射された人以外には聞こえないということ。
ボイス・トゥ・スカルという技術は、一般的にはまだそんなに知られていないと思う。
だから、たとえば誰かが『頭の中で声がする』と訴えたとすると、おそらくこの技術を知らない人は『この人は、頭がおかしいんじゃないか』あるいは『精神が病んでいるんじゃないか』と、感じてしまうかもしれない。
そして『この人は頭がおかしい』などと判断されてしまった人は、性格や人格、精神状態が疑われて、おそらくその人がそれ以上、何を発言しても、信じてもらえないという状況になる可能性が高いと思う。
ボイス・トゥ・スカルで精神が傷つけられている上に、被害を訴えても、誰にも信じてもらえないというのは、まさに二重の苦しみ。日本にもかなりの被害者の方がおられるようだけど、この被害を防ぐ方法は、今のところないっぽい。拷問だなと思う。
逆に考えてみる
さて、ちょっと思考を変えてみよう。
何らかの理由で、その人の発言の信ぴょう性を失わせたいという目的があるとする。(その人の発言を嘘の発言だと思わせたいなど。)その場合、どうやればいちばん手っ取り早いか。を考えてみる。
やはり、その人を『頭をおかしくみせかけ』たり、『狂人』に仕立て上げれば、かなり効果があるし、効率もいいのでは。と思ったりする。この時、このボイス・トゥ・スカルはめちゃくちゃ活躍するに違いない。
また、大勢の人が、信ぴょう性を失わせたい同じ内容の発言をしている場合はどうだろう。と考える。この場合は個人を攻撃するよりも、発言内容に『陰謀論』のラベルを付けた方がいいかもしれない。と思ったりする。きっと、あっさりと信ぴょう性がなくなるだろう。
実際、今の世の中、この陰謀論ラベルの方法って結構うまく機能しているよな。って思ったりしている。(←皮肉)
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小池誠氏は、物理学や科学の専門家でもなく、医療の専門家でもない。彼は、なんと、弁理士さん。
小池氏は実は特許の面から、このボイス・トゥ・スカルの技術のことを知ったのらしい。