「彼ら」は工作員に似ていると思った出来事 Vol.3

ふたり目の新しい階下の住人のこと

「彼ら」は『工作員』に似ていると思った出来事 Vol.2で紹介した階下の人はいつの間にか引っ越しをしていて、またしばらくすると新しい住人が引っ越してきた。
この新しく引っ越してきた人も、おそらく「彼ら」の一員だったと、私は思っている。

この記事はその人のこと。

夜中にドアを叩かれる

いつ頃のできごとだったのかは、はっきりと覚えていない。おそらく2015年頃。
消灯をして、ベッドに入り、横になった途端に、ドンドンドンと、いきなり部屋のドアを叩く音がした。玄関のチャイムではなく、ドアを叩く音。時間は、夜中の12時を過ぎていた。

何事かと思ってベッドから出て、電気をつけ、ドアを開けると、若い男性が立っていた。下の階の者だと言い、音楽がうるさい。という苦情を言った。
私は壁や部屋に響くあの音をまぎらわすために、昼夜問わず、部屋にいるときは必ず音楽を流していた。

「わかりました」と了解し、立ち去る彼に、もうひとつ聞いてみた。

「ダンスとか踊っているんですけど、それは響きますか?」
部屋を離れつつあった彼は振り返り、
「それは大丈夫です。ダンスされるんですか?」
「はい。少し。」

このやりとりのあと、部屋に戻ったら、それまで強烈に起こっていた体の振動が、少し軽くなっていた。なぜかはわからない。
そして、音楽のボリュームを落とした。

なぜ、夜中なのか。

ベッドに戻り、私は考えた。なぜ、この夜中の時間なのだろう。なぜ、消灯をしてベッドに入った瞬間だったのだろう。そして、音楽はうるさいのに、なぜ、ダンスを踊る音はうるさくないのだろう。なぜ、体に起こっていた強烈な振動が、少し和らいだのだろう。と。

どれも、わからなかった。でも、直感的に、階下の人は「彼ら」の一員だろうな。と思った。

次の日もドアを叩く音

次の日の夜中の12時過ぎ、消灯をしてベッドに入り、横になった途端、また、ドンドンドンとドアを叩く音が響いた。
さすがに2回目はドアを開けなかった。音楽は昨日下げたボリューム音と同じ。彼に対応する代わりに、私はそこからさらにボリュームを下げた。
そのあと、何度かドアを叩く音が響いたが、私がドアを開けなかったので、彼はそのまま立ち去ったようだった。

音楽は夜だけ鳴らしているのではない。ほんとうに音楽がうるさいのなら、なぜ、昼間、あるいは夜に言わないのか。仕事などで、昼間、あるいは夜に苦情を言えないのなら、音楽のボリュームを下げて欲しいという書簡をポストに入れるということもできる。

一番不可解なのは、消灯をしてベッドに入り、横になったタイミングでドアを叩く、ということ。
二回も続けてとなれば、偶然ではない。そのタイミングを狙っている、と言えると思う。(なぜそのタイミングがわかるのかもナゾだけど。)

とにかく、おそらく彼には、何か別の目的があったのだろう。と、私は考えた。たとえば、私の睡眠を妨げるなど、そういう嫌がらせをやりたかったのだろう、と。

「彼ら」は嫌がらせをすることに夢中になるあまり、一般的な常識がわからなくなっている

私が「彼ら」に対して感じていることは、彼らは嫌がらせをすることに夢中になるあまり、一般的な常識がわからなくなっている。ということだ。

今回のこの件にしても、客観的に見るとかなり非常識なことだと私は思う。苦情を言うにせよ、夜中の12時過ぎに、2日連続でドアを叩くというのはかなり非常識なことではないだろうか。

そもそも、この時の私の年齢が40過ぎだとは言え、女性の一人暮らしなのだ。

『よく知らない男性が、夜中の12時過ぎに一人暮らしの女性の部屋に来て、ドアを叩く』

ということが一般的に見てどういうことなのか。
普通に考えても、苦情を言うという目的よりも、ほかに目的があるんじゃないか。と思うんじゃないだろうか。

次の日くらいから、いったん和らいでいた振動が、ふたたび強くなった。

今日のようす

数時間前から、振動がとても強くなった。腰、足元、そして頭部に強烈に響いている。

かなり大きな音でパソコンをパシンと鳴らされる現象も、ずっと続いている。
パソコンの上に手を置いているときに音が鳴ると、かなりの衝撃が手に来る。

何かのエネルギーをぶつけられている、ということがよくわかる。

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