鑑賞ポイントの上級編では、かなり無理、無茶、無駄なことをして真剣に楽しんでみます。
知ったところで、どぉってことありまへんが、知っているといばれます。
くすだまのことをもっと知りたいと思い始めたら、形を読むことがオススメです。徐々にくすだまの秘密に迫れます。
くすだまの作品に使われているパーツは、主に基本になっている多面体の「面」あるいは「辺」あるいは「頂点」などを構成しています。origamio.com のくすだまたちは、「面」や「辺」を構成している作品がほとんどです。
「糸くくりタイプ」は「例に漏れ」てます。
「本体に使われているパーツの数」と「多面体の形」は、ただならぬカンケイです。
そのパーツがくすだまの「面」「辺」「頂点」の、どの部分を構成しているかが分かったら、そのパーツの数から多面体の形を推理することができる。かもしれません。
そのくすだまの基になる多面体の形が分かっていながら、パーツが面を構成しているのか、辺を構成しているのか、ちょっと見分けがつかないとき、逆にパーツの数からそれらを推理するのはちょっとやっかいかもしれまへん。
多面体の形がわかってるのに、パーツの構成しているものが分かりずらい。なんちゃな(鳥取弁 : などという)作品は、おそらくかなりひねりのある作品です。よくあるのは、辺や面がいくつかに分割されているパターン。
ギャラリーの中には、Mio さんの単なるケアレスミスによって、あるいは Mio さんの気分とやらのルールに従って、重要な説明が省かれたり、通常とは違うことが平然と行われたりしています。
小さな手がかりから、それらを探してみます。
クォータースクエアというデコパーツは、作品の装飾というよりも、単に紙の色彩に変化を与えるために、よく使われたりします。 Mio さんには、デコレーションパーツで飾っているという意識が無いため、省略されることがちょくちょくあります。
たくさんの鑑賞ポイントを知ると、くすだまのことがよく分かり、くすだまにどんどん近づいて行きます。
くすだまとの距離がどんどん近くなるということは、「くすだまとの恋の準備がどんどんできていく」ということでもあります。恋の予感はすでに満ちています。
このまま、ずるずるっと引きずられ、ツボにはまるのも一興かも。