鑑賞ポイントの中級編では、データを詳細につかんでみます。
なんとなく流していた情報から、新しい発見があるかも。
くすだまのつながり方は、くすだまの寿命や形などにぼちぼち影響しています。
そのくすだまをよりよく知るには、ジョイニングメソッドを知ることが近道です。
図面を持っていない方には、モジュラータイプのジョイニングメソッドが、一体どんな感じなのかピンともポンとも来ないかもしれません。
そのジョイントが使われている作品の折り図が公開されているものもありますので、とりあえずそれでポンと手を打ってください。
その作品に使われているパーツの種類と数は、作品の色んな情報を教えてくれます。
パーツを知ると、くすだまの魅力にぐぐぐっと迫れます。
ひとつのくすだま作品を作るのに、2 種類以上のパーツを使うことがあります。複数の種類のパーツを使うと、形がより複雑になったり、変化に富んだ配色を生み出すことができます。
パーツの働き方によって、それぞれ違う呼び名があります。
特に、使われるいずれのパーツが、それぞれのジョイント部分で他のパーツとつながって、ひとつの作品を形成する作品を origamio.com の中では「コンパウンドワーク (コンパウンド / compound : 合成の、複合のという意味) 」と言っています。通常、フラップを持つくすだま作品のパーツと、デコレーションパーツとのコンビが多いようです。
2 種類以上のパーツを使って、ひとつの作品を形成しているくすだま作品の場合、デコレーションパーツや、ジョイニングパーツのインデックスからその作品を検索することができる場合があります。
いつもとは違った視点からくすだまを眺めることができます。
すべてのデコパーツにインデックスがあるわけじゃぁありません。
何にインデックスがついているかは、 Mio さんの気分次第。