接着剤の代打となれば、一番に名前があがりそうなのが「粘着テープ」です。
origamio.com のくすだまの中にも、両面テープを使った作品がたまに登場します (貼り合わせタイプに分類) 。
この実験では、今まで登場したことの無かった粘着テープを使って、パーツをまとめてみました。
かはひらこ
かはひらこ 拡大図
蝶番
蝶番 拡大図
まとめ材のテープの柄がそのまま飾りのようになり、デコレーションパーツで飾ったような仕上がりになります。
接着剤とは違って、ぺりっとテープをはがすだけでやり直しができます。
のりしろ、とじしろ、ポケット、フラップなどを持たないデコレーションパーツなどを、他の種類のパーツと組み合わせること無く、そのパーツ自身のみで組み立てることができます。
やり直しなどの時、うまぁーくはがさないと、はがした跡が残ります。
はさみでちょきんと切るだけですが、たとえば「カットしたテープの形を正方形にする」など、形をそろえる場合はヒトテマかかります。
実験では、揃えてませんが。
紙の縁に合わせてテープを切る場合、紙も一緒にカットしてしまう可能性があるので、慎重さが必要です。
実験でもちょびちょび切ってしまっています。まったく気にしてませんが。
他のまとめ材と粘着テープとの一番の違いは、組み合わせるパーツを選ばない。ということです。のりしろ、とじしろ、フラップ、ポケットなどのマージン (ジョインと部分) を持たない作品でさえ、そのパーツのみで難なく組み立てることができます。
逆にジョイント部分を持つ作品は、粘着テープでとめる位置に注意が必要だと考えられます。
粘着テープの柄をそのまま活かせるので、デコパーツ感覚で折り紙との組み合わせを楽しむことができます。
柄だけではなく、布テープやホイルテープなど、粘着テープの質などを変えることで、色々な楽しいくすだまがざくざく生まれそうです。
レポート : 2013年 5月 12日
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