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Macよ、多重人格になっておくれ。/ Mr. Mac, would you please be a multiple personality?

動画編集ソフトをインストールしようと思ったら、OSが対応していなかった。っちゅう話。

Youtube デビューをしようじゃないか!

ずっと、動画を作ってみようかな。と思っていた。2016年頃から。
その時にビデオカメラやらメモリやらバッテリーやらを買い込んでいたけど、最近になってようやく使う気になったんだな。

動画を撮り始めたのは今年になってから。
単に、ひとりもくもくと作品を作っているところを映している。(←さっぱり面白みも何にもない動画だけど、本人は面白いと思っている。)

2ヶ月ほど経って、データが結構たまったので、いよいよ編集作業に移った。が、動画編集ソフトをどうするかで、思いっきりつまづいた。

“iMovie” も “Davinch Resolve” も無料で手に入るはずなのに、インストールできないなんてな。

iMovieがインストールできない理由。

iMovie“とは、Appleから無料で配布されている動画編集アプリ。

動画はど素人だしな。最初は無料ソフトでいいかな。
などと思い、ダウンロードしようとAPP Store で”入手”ボタンをポチッとすると、衝撃的なメッセージが。

“購入処理が完了できませんでした。iMovie は”xxx”にはインストールできません。macOSバージョン10.14.6以降が必要です。”

な、なんですとー!?!? macOS 10.14.6 を調べてみると “Mojave”。なんじゃそりゃ。聞いたことないな。そもそもOSをバージョンアップさせてないので、今使っている “Sierra(シエラ)” 以降はさっぱりわからない。
Sierraに対応する、以前のバージョンの”iMovie”が手に入らないだろうか。と、調べてみたけど、これも、うーむ。な感じ。
もともとiMovieを持っていた人でないと以前のバージョンは手に入らないっぽい。

Davinch Resolve がインストールできない理由。

“iMovie”がだめなら、他のソフトを。

と、今度は”Davinch Resolve“をインストールしようと試みた。
Davinch Resolve 16 は、Black Magic Design が配布している動画編集ソフト。有償版と無償版がある。

ホームページに行くと、DaVinci Resolve 16.2.2のアップデートの詳細情報に、

Minimum system requirements for macOS
macOS 10.14.6 Mojave

とあった。(訳 : 最低限必要なOS, macOS 10.14.6 Mojave) あぁー、ブルータス、お前もか!!!

“Sierra” をアップグレードしない理由

“Mojave” が必要なら、OSをアップグレードすればいいじゃね? と思うかもしれないけど、残念ながらそれはできないんだな。
理由は、 使っているAdobeのソフト(CS5.5)が動かなくなる可能性があるから。 つまり、写真を加工している「photoshop」とか、折り図を描いている「Illustrator」などというソフトが、新しいOSに対応していない可能性があるんだな。

実は”High Sierra”が登場したとき、何の気無しにOSをアップグレードしたんだけど、Illustrator の挙動がおかしくなってしまって、慌てて元の “Sierra” にダウングレードしたっちゅう苦い経験もあったりする。

Mac君、ねぇきみ、多重人格になっておくれでないかい?

“Sierra” はアップグレードできない。手に入る “iMovie”や”Davinch Resolve”は “Mojave” 以降でないと動かない。

さぁ、どがすっだえ?? (←鳥取弁:さて、どうする?)



こたえ:
Mac君に多重人格になってもらう。

まぁ、とどのつまり、1台の”Mac”にふたつのOS(“Sierra”と最新OS)を入れるっちゅうことだな。

1台のMacにふたつのOSを入れる方法

誰かの参考になるかもしれないので、ちょっとだけ詳しく書こう。
1.パーティションを区切る
ひとつのでっかいディスクを、パーティションで区切って、あたかもふたつ(以上)のディスクがあるようにする。

Launchpad → その他 → ディスクユーティリティ 「パーティション作成」

■パーティション情報
名前: 自分の好きな名前にする
フォーマット: Mac OS拡張 (ジャーナリング)。にした。
サイズ: 20 GB以上。
2.最新のOSを新しく作ったパーティションにインストールする
今使っているMacに対応した最新のOSを手に入れるには、「MacOSユーテリティ」を立ち上げて、そこからダウンロードする。 具体的には、
  1. 電源を入れた直後に “command” と “option” と “R” キーを同時に押す。
    すると、地球儀がぐるぐる回って、リカバリーが始まる。
  2. 1時間くらい待つ。(←Net環境による。うちはADSL回線なのでそのくらいかかった。)
  3. macOSユーティリティ画面になる。→ macOSを再インストール を選択。
  4. 新しいOSのインストールになっているか確認。インストール手順に従ってインストールする。この時にインストールするディスクは新しく作ったパーティションを選ぶ。
  5. ダウンロードとインストールが終わるのを待つ。(今使っている Macbook pro に対応している最新のOSは “Catalina” だった。約8時間かかった。)

起動ディスクの切り替え方

新しいOSを入れると、起動ディスクはその新しくインストールしたOSが起動ディスクになるらしい。ようするに、電源ボタンを入れると、起動するのは後から入れたOS。
じゃぁ、以前のOSはどうやって起動するかというと、方法はふたつ。(←ほんとうは、起動ディスクを切り替えるアプリをインストールするとか、ターミナルをいじるとかもっとあるけど、詳しくないので割愛。)

起動ディスクを切り替える方法 その1.

システム環境設定 → 起動ディスク → 左下の鍵の絵をクリックしてパスワードを入力 → 起動ディスクを選択。

起動ディスクを切り替える方法 その2.

パソコンを立ち上げる前、電源を入れた直後に、Oprion(alt)キーを押しっぱなしにする。→起動ディスクの選択画面になる。→カーソルキーの右左のキーで起動ディスクを選択。

めでたし。めでたし。のはずなのだが…。

MacのOSを”Catalina”にアップグレードして、”iMovie” と “Davinch Resolve”をようやっと手に入れましたとさ。

めでたし。めでたし。

のはずなんだけど、なぜに少しも編集動画が仕上らないのか。というと、 ソフトの使い方がちんぷんかんぷんだから。 実際に使おうとしているのは”Dacinch Resolve 16″。
これが、ちょーちょーちょー、手強い。
日本語で書いてあるけど、単語の理解がさっぱりできない。

「ノード」って、何だ?
「モーションエフェクト」って、何だ??

何だ? 何だ? 何だ?の連続でちっとも前に進まない。

「Photoshop」や「Illustrator」ともかなり格闘したけど、”Dacinch Resolve 16″は、それとは比較にならないくらいの、わけの分からなさ。

インストールして1ヶ月経ったけど、まだまだ勉強中。

実際に編集動画が完成するのは、いつの日やら…。




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