origamio.com Mio's Kusudama Gallery
© Mio Tsugawa
「たとう」は「畳紙」と書きます。正確には「たとうがみ」と言います。折りたたんで携帯し、歌を書いたり鼻紙にしたそうです。 折り紙の畳紙はおそらく内山光弘 (うちやまこうこう、1878 - 1967) 氏の「家紋折り」がオリジンだと思われます。 内山氏は三角形、四角形、八角形など、美しい和紙を重ねて幾何学的な模様をたくさん生み出されました。 晩年、癌を患い吐血しながらも、それでも花紋折りに熱中されていたとか。 すばらしい。ほんと、すばらしい。
(参考文献 : 季刊 をる 秋 NO.6 1994 Autumn. 双樹社, 1994.)