くす玉折り紙のばらばらのパーツをまとめるのに、糸で括ったり接着剤で貼り合わせたりするのは、昔からよく利用されている由緒正しい ( ? ) 方法ですが、ある日のすんばらしぃ思いつきで、紙で繋げてみる事にしました。
(などと、さも目新しいことをするかのように切り出しましたが、ユニット折り紙の世界では、いたって普通に見かける方法です。
紙を使うと、どがな(鳥取弁 : どんな)感じなのか。どがなメリットがあるのか、を考察します。
ユニット折り紙の基本中の基本。のような形を作ってみました。
解説 :
黄緑色と緑色のパーツは別々のパーツで、模様のある四角いパーツの方がまとめ材です。形は正方形。作品を美しく見せるために付けた飾り、あるいは貼付けた模様の紙のようにも見えますが、これを無くして全体をまとめ上げることは出来ません。それが、まとめ材たる所以 (ゆえん) です。
出来具合は、自分の主観では「私って天才」。
客観的に。を、分かりやすくモジュラー率で表すと「33 % ぐらい」かも。
まとめ材をアレンジしてみる。
解説 :
四角いパーツもシンプルでいいけど、何かほかのカタチもできないかなぁと、まとめ材をいじってみました。
ねじれているのがまとめ材です。構造は基本の形と同じ。
デコレーションパーツを加えてみる。
解説 :
さらにデコレーションパーツで飾ってみました。土台のパーツ、まとめ材のパーツ、デコレーションパーツの三種類のパーツを使っています。
もちろん、まとめ材は紙のみ。「オーム」というのがまとめ材の紙の名前で、「渦巻き」というのがデコパーツの名前です。
まとめ材に紙を使うと、土台になっているパーツと、まとめ材のパーツと、それぞれ違った色や柄が選べて、通常のユニット折り紙より、視覚的にメリハリのある仕上がりになりました。自分で、色や柄の組み合わせが出来るので、すごく楽しい。うんうん悩む。個性が出せる。の三拍子。
まとめ材のパーツもアレンジが可能なので、まだまだ、亜型増殖の可能性は大。
さらに、デコレーションパーツで飾れるので、作品の形は無限大。
まとめ材が紙って、素晴らしい。
レポート : 2012年 5月 16日
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