コロナウィルスでてんてこ舞いの世界を、なぜかわからないが今のところまだ感染者ゼロの鳥取県から眺めつつ、ぼけーっと直近の渡航国を振り返ってみる。
私が日本に帰国したのは、昨年12月はじめ頃。まだコロナウィルスが騒ぎ始められていない時期。
帰国していたのは単なる偶然で、理由は「今年は日本で年越しをしよう。」って、ほんとにただそれだけ。
で、鳥取県で”のべーっ”としている間に、世界中があれよあれよと言う間にコロナウィルスでてんてこ舞に。もし、日本以外の国にいたら、ニュースなんか見ないし、言葉もわからないし、どうなっていたことやら。
鳥取県より寒いじゃぁないか、ブカレスト!!
ブルガリアのバンスコからルーマニアのブカレストに移ったのは、2019年の秋、10月5日。
なぜルーマニアを選んだのかというと「ブルガリアから近かった」から。いつもながらたいした理由は無い。
いままで冬は暖かいところへ渡っていたのに(2017年→アリゾナ&メキシコ、2018年→マレーシア&タイ&インドネシア)、今回の冬はなんとヨーロッパ!! さて、どんな心変わりがあったのか!?!?
なんてな。なんのことは無い。ついうっかり気候のことを調べるのを忘れていたんだな。
ブカレストが鳥取県より寒いなんて知ったのは、民泊の予約をして飛行機のチケットを取った後だった。
そして実際、ブカレストは寒かった。暖房がまだ効かないホストさんちの部屋で「これから2ヶ月間やっていけるんだろうか」とかなり不安になった。
あぁーっ!! こんなところで、君に会えるなんて!!!
「しっぽがS字のライオン」くん。ミタビ現る。
ルーマニアに着いた日。
ホストさんちにたどり着くまではいつも通り迷子の大冒険で、何人もの人に住所を書いた紙を見せ続けることになった。おそらく近くまで来ているはずなのに、なぜかホストさんちが見つからない。
でも見つけてしまった(ホストさんちとは全く関係が無い)コンビニ。
なんと、ロゴのマークがなんとあのライオンくん!!!
この看板を見たとき、思わず「うぉーっっっ」って叫びたくなった。というか、叫んでた。
まさか、ここで君と会えるとは!!!
この「S」字のしっぽを持つライオンくんは、アホールド・デレーズというオランダの会社の保有ブランド。らしい。←よく知らない。
セルビア(←1回目)でも見たし、インドネシアでも見た(←2回目)。まさか、ブカレストでも会えるとは!!(←3回目)
感動だな。写真をパシャリ。
そのあとホストさんち探しはどうなったかというと、このコンビニに飛び込んで、店員さんに訪ねたところ、店員さんは英語がわからず、おまけに住所を見せても、この辺に住んでいる人でも無いらしく、さっぱりな感じだった。
でも、レジに並んでいたお姉さんが英語が分かる人で、住所を見せたら、自分はこの近くに住んでいるから案内してあげる。と、ホストさんちまで連れて行ってくれたんだな。
そういうわけで、無事にホストさんちにたどり着きましたとさ。
ありがとう。天使さん。ライオンくん。