なんで日本語だとこんなタイトルなんだろう「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」、原題は「THE POWER OF NOW」。
日本に帰ってきてから、ちょくちょく読み返している本がある。それは、もうずいぶん前に買った本「THE POWER OF NOW」とその和訳本「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」。著者は Eckhart Toll(エックハルト・トール)。
原本(英語)の方はまだ、途中まで。←なかなか進まない。
今日の記事のタイトルを直訳すると「好きなときに、思考から開放されることができますか?(変な日本語だな)」。「THE POWER OF NOW」からの引用。
Let me ask this: can you be free of your mind whenever you want to? Have you found the “off” button?
“さとり”とは何か
さとり。
英語では「Enlightenment(エンライトメント)」。仏教用語だと勝手に思っていたけど、どうやら色んな宗教で使われているらしい。
英辞郎には
enlightenment《仏教・イスラム教》
satori〔日本語から〕
siddhi《ヒンドゥー教》〈サンスクリット語〉
siddhi《仏教》〈サンスクリット語〉(密教の)
spiritual transcendence
とあった。
本のチャプターONE のサブタイトルに 「Enlightenment – what is that?(さとり。それって何?)」とあって、たとえ話がつらつらつら。
エックハルト・トール氏が言うには、(めっちゃ要約→)思考を止めること。そしてその状態をずっと保つこと。らしい。
そのくだりを読んだとき、思わず心の中で「できるかいっ!!」って、ツッコミを入れた。(私の思考停止状態は3分ももたない。練習もさっぱりしないので、ずっとこんな感じ。以下の記事にも書いた)
さとりとは何かを科学的に研究した人がいる → Jeffery A. Martin 博士
ところで「さとりとは何か」を科学的に研究した人がいる。
Jeffery A. Martin 博士。論文名は、「Clusters of Individual Experiences form a Continuum of Persistent Non-Symbolic Experiences in Adults」。
もちろん、私にはちんぷんかんぷん。で、その論文を解説したサイトを読んで理解した(つもりになった)。
AI新聞 – 「悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学手法で詳しく聞いてみた結果とは
AI新聞 – マズローの欲求5段階説にはさらに上があった。人類が目指す自己超越とは」
この論文の中では「さとり」は、「PNSE(Persistent Non-Symbolic Experiences」)」と表現されている。
そして、この Jeffery A.Martin 博士は、受講した7割の人が「PNSE」状態になることができたというプログラムを開発したんだそうな。↓
AI新聞 – 瞑想4カ月で7割の人が悟りの領域に!?
Jeffery A.Martin 博士は 2019年に Zen 2.0にて、そのことを公演されている。
ファインダーズ:被験者の約70%が「根源的な幸福感」「悟り」を体験した驚きの実験プログラム
この「PNSE」状態には10もの段階があるらしいけど、この公演では詳しく解説されたのらしい。
そのことをシェアされている人の記事。(PNSEの最初の5段階が詳しく解説されていた)。↓
SYNCHRONICITY JOURNEY
しかも将来は、瞑想さえ不要になるかもしれない!?!?
AI新聞 – テクノロジーで瞑想を不要に
テクノロジーで人間が覚醒できるなら、そりゃーすげぇな。と思う。
思考を止める方法
「思考を止める」というのは、瞑想状態になる(PNSEに入る)ための「まず一歩」だと思っている。
「THE POWER OF NOW」には、日常で思考を止める方法がいくつか紹介されている。本を読まなくても、エックハルト・トール氏のYoutubeチャンネルを見れば、いくらでも(?)紹介されている。
例えばこれ↓
ちなみに、英語能力がいまだにさっぱりな私は、「英語字幕 + 分からないとこは Google翻訳」 で見ている。動画のほとんどは、Youtube の自動字幕なのでたまに変な字幕になってるけど、まぁ見て見ぬ振り。この字幕、Youtubeの日本語翻訳にすることもできるけど、Youtubeの翻訳AIがいい感じに間違えてくれるので、だいたい途中で意味がわからなくなる。要注意。
思考を止めるって、一瞬ならなんとかなるけど、ずーっとその状態を維持するのは難しい。
エックハルトは「思考中毒」という言葉を使っているけど、まさにそうだなぁ。と、つくづく思う(←!)
ところで、エックハルト・トール氏のYoutubeチャンネルは、昔の公演ビデオも今の公演ビデオも順番は関係なくしっちゃかめっちゃかにUPされている。しかし、言っている内容は一貫しているので、どのビデオを見てもどれも新しいし、どれも古い。語られる内容は同じ。
エックハルト・トール氏の外見が若いか年をとっているか、の違いだけ。
なんか、不思議な感じがする。
思考よ止まれっ!!!
思考を止めるのに役立つかもしれないビデオを探してみた。
このビデオを見ると、エックハルト・トール氏は、ほんとうに常に今にいる人なんだなぁ。っていうのがよく分かる。彼を見ているだけで、瞑想できる(気分になる)。
4分33秒 by ジョン・ケージ
アメリカの音楽家が作曲した『4分33秒』という曲は、意外と思考が止まるかもしれない。と思った。何も知らないで見る(聴く)と、おそらくほとんどの人の思考は、1分くらいは止まるはず。
4分33秒を解説したビデオ
関係ないけど、この TED Talks というサイトは、日本語字幕のある動画がたくさんある。
見ていると、頭が良くなった気分になれる。内容はすぐに忘れるけど。ま、結構たのしい。
おまけ
エックハルト・トール氏が「ディーパック・チョップラ / Deepak Chopra」氏に本を送ったエピソードが面白かったビデオ。
私はこのディーパック・チョプラ氏のことを最近までとんと知らなかったけど、機会があれば本を読んでみようかな。と思っている。
こちらはディーパック・チョプラ氏の娘さんが、エックハルト・トール氏に会ったときのことを話しているビデオ。おもしろい。
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