たくさんのパーツを折り折りしながら、海外放浪中に出会ったおもしろかった出来事を思い返してみる。 Vol. 1 / Interesting and funny happenings while I’d been stayed in over abroad. Vol. 1

I returned to Japan Dec. 2019, but The coronavirus began to spread, and I’m confined in Japan (I mean I can not go over abroad). I hope I can travel abroad again in the near future.

I think back fanny and interesting happenings when I’d been in over abroad.



2019年末、日本に帰ってきてまったり年越しをしたのはよかったけど、あれよあれよと言う間にコロナが広まり、ぼけっとしている間にそのまま日本に幽閉され、そしてまた年が明けてしまった。

2020年はおりがみ三昧(←毎年おなじ)、そして今年もおりがみ三昧。

新作を作るべく、たくさんのパーツを折りながら、いままでの海外放浪中に出会った面白かった出来事や印象に残っていることなんぞを思い返してみた。

Vol. 1 – アグアスカリエンテス (メキシコ) / in Aguascalientes (Mexico)

メキシコに滞在したのは、2018年1月31日から5月2日までの3ヶ月間。滞在先は、アグアスカリエンテス。

ブログに描いたのは2記事。
Escape plan from “Desk Plan”
メキシコは天使の国 Vol.1

3ヶ月間も居て、ブログ記事がふたつって、さすが私だな。

月が真上にあるぞ。

まだ明るい夜7時頃、買い物に行く途中、見上げると空の真上に白い月が出ていた。
「え? なんだ?? 月が真上にあるぞ?? 」

日本じゃ、月が空の真上に来ることなんてない。

こんな位置に月が出るんかー。

見上げすぎて歩道の真ん中でよろけた。

「ありがとうございます。」って言ってくれたけど、それは私のセリフなんだけどな。

世界のあちこちを放浪したけど、どこへ行っても「ニーハオ」と声を掛けられた。どうやら海外の人にとって「アジア人 = 中国人」みたいな感じに見えるんだろうな。と思う。

最初のうちは「ニーハオ」と声をかけられたら、そのままニコッと笑っていたけど、そのうち「ニーハオ」の返事に日本語で「こんにちは」と返すようになった。(←余談 : バンスコ(ブルガリア)で、道で遊んでいた子どもたちに「ニーハオ」と声をかけられ「こんにちは」と返したら、次から「こんにちは」と声を掛けてくれるようになった。子どもってすごいな。)

ある日ネットを検索していたら、いつも行っている「HEB」というスーパーマーケットの近くに、「Walmart / ウォルマート」があるのを知って、さっそく出かけてみることにした。で、案の定、途中で迷った。
道は、車がガンガン走る大通り。歩いている人はあまりいない。
引き返すのもやだし、どうしたものかと途方にくれていたら、ラッキーなことに子ども連れのお母さんとすれ違った。英語なんて通じなさそうな、現地のメキシコ人。

ダメ元で「うぉるまーと? (Walmart)」と聞いてみたところ、「ああ、それね。この近くよ。」みたいなことをたぶん言ってくれたと思う(←勝手な想像。スペイン語なのでさっぱりわかりまへん)。そのあと、彼女は「ついてきて」の仕草をし、しっかりと私をお店の入り口まで案内してくれた。

私は頭をさげて「Thank you. グラシアス。」と言った。
するとお母さんは「ありがとうございます」と、なんと日本語で返してくれた。

私は思わず日本語で「すごい!!」と感動してしまった。内心「いや、ありがとうございます、は、私のセリフだけどな。」とツッコミを入れたけど。
お母さんはそのあと、片言で「こんにちは」「さようなら」と続けて、最後に会釈をして、去っていった。

わぁー。日本語だぁ。

まぁ、何がすごいかって、彼女が日本語を話せることもすごいけど、彼女が私を日本人と認識したことが、一番すごい。
とにかく、感動した。

後日談。

4日に一度は必ず行く、行きつけのスーパー「HEB」で、ちょくちょく日本人の人に会うことに気がついた。なんでその人が日本人だとわかるかというと、もちろん日本語で喋ってるから。一度や二度じゃない。結構、出会う。
ある日、醤油を見ていた日本人の男性に、思い切って話しかけて聞いてみた。
「日本人の人に出会うのって珍しいと思って」と私が言うと、「この辺、日本人の人多いみたいですよ。ニッサンの下請け工場とか何とかがあるみたいで。」 との答え。(本人は旅行者らしかった)。

へぇー。そうだったのかぁ!! 知らなかったよ。

国を移動するときに、滞在先の街の情報はほとんど調べて行かない。ホストさんの近くにスーパーがあればいいよ。ってなもん。

そうかー。だから、あのお母さんも日本語で返してくれたんだな。

納得した。
それから、こうも思った。

ひょっとしたら、アグアスカリエンテスは、逆に中国人が日本人に間違われる街なんかも。




「たくさんのパーツを折り折りしながら、海外放浪中に出会ったおもしろかった出来事を思い返してみる。 Vol. 2 」につづく…たぶん。

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