大きなグラスにたっぷりのワインが美味しかった Dry Bridge / A glass of red wine was nice in restaurant Dry bridge.
Dry bridge was the closest restaurant from an apartment I’ve been staying.
One day, I went to this restaurant and had Georgian meal.
ドライブリッジ(Dry Bridge)はアパートから一番近くにあるレストラン。
ある日の夕方、そこでごはんをいただいた。
- Pkhali (茄子料理) 8GEL
- Khinkali ×2(ヒンカリ。小さい玉ねぎ型の水餃子みちゃーなもん) 0.7GEL×2
- トマトときゅうりのサラダ 7GEL
- ワイン × 1杯 4GEL
合計 : 20.4GEL (約867円)
でもなぜか、20GEL(約850円)でいいわよ。と言われた。
税金はどした??と思いつつも、ラッキーとそのまま払った。
茄子料理は食べきれなかったので、テイクアウトにしてもらった。
ジョージアは日が長い。お店を出てもまだまだ明るかった。
空は青いし。あたたかいし。
かなりいい気分で、帰り道をふらふらと歩いていた。
すると、アパートはすぐそこ。というところで、一人のおばあさんがまっすぐ私を見て、何かを言いながらこちらへ向かってくる。おそらくジョージア語。何を言っているのか私にはさっぱりわからない。
おばあさんがハグの格好で両手を広げているので、私も同じように手を広げた。(←条件反射)
教会から出てきたところなんだろうか。
すぐ横にある立派な教会を振り返ってみる。
おばあさんは近くまで来ると両手で私の腕をにぎり、ニコニコと笑顔で何かを言い始めた。
なんだろう?
とりあえず私も笑顔でうなずく。
小さなおばあさんで、背丈が私くらい(←148cm)か少し低いくらい。
おばあさんはたくさん話し、私はたくさんうなずき、そして途中でおばあさんは手を自分の胸にあて、そして私の胸にあて、それを何回か繰り返した。
なんだろう? 何かの儀式かな??
よくわからないけど、とりあえず私も自分の胸に手をあて、おばあさんの胸に手をあて、と、同じようにしてみた。
すると、おばあさんは自分の額(ひたい)を私の額にこつん。
しばらくして、おばあさんは私の目を見てまた何かを話し、そしてゆっくり私の手を離れた。
私に尋ねるように、そして何か念を押すように一言、二言、何かを言うと、納得したのか手をあげて、そのままあっさり私と反対の方向へ行ってしまった。
なんだ? なんだ?? なんだ??? なんだ????
すさまじいクエスチョンの嵐が吹き荒れた。
酔うと不思議な世界にリンクしやすくなる
「意識の覚醒レベル」が作る世界は万人に共通なのか、人それぞれなのかはわからないけれど、私の場合「酔った意識レベル」は不思議な世界にリンクしやすい。ような気がする。
そして、普通の意識レベルの状態の時には体験しにくいことを容易に体験するようになる。
まぁ、酔っ払った自分が作る世界なのだ。
普通じゃないのが普通なんだわな。
おばあさんのできごとは、シラフに戻ってからも真剣に不思議だと思う出来事だ。
ただただ、おいしいワインが為せる技だったのだろう。
しかし、このお店のワインは二度と味わうことはできない。
Dry bridge は、2019年5月に閉店してしまった。ようだ。
よく考えると、これもなんだか不思議だなぁ…。
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