「白霜」について / About a work of “Rime”.
A work of “Rime” is developed from “Ushas” created in 2012.
The photo of the top is the basic work and the others are arrangements.
This diagram is distributed for patrons of $3 or more on Patreon.
「白霜」はウシャスからの発展作品。
一番上の写真の黄色い作品が、基本の形。のこりのふたつはアレンジ。
2019年9月のマンスリー折り図のひとつ。
The work data of “Rime”
Created : Aug.2019
Drawing : Aug.2019
Joining method : Arabesque-joint
Number parts : 30
Paper size : 7.5cm × 15cm
アラベスクジョイントとは / What is “Arabesque-joint”?
Arabesque-joint is one of “Flap and Pocket joint” inserting a flap into a pocket to assemble.
The characteristic of connecting is having double-locked by folding at the joint part twice.
The name comes from a work of “Arabesque” assembled parts by this joining method for the first time.
You can try making Arabesque, the diagram is published for free on my website.
Arabesque diagram
「アラベスクジョイント」は、フラップをポケットに差し込んでつなぐ「フラップ&ポケットジョイント」のひとつ。
このジョイントのユニークなところは、フラップをポケットに差し込んだあと、ジョイント部分に2度の「折り」を加えてロックをかけること。
「じゃぁ、フォールド・ロック・ジョイント(ジョイント部分に折りを加えてロックをかける方法)じゃね?」
という声が聞こえてきそうだが、そう言われてみれば、そうだな。
名前の「アラベスクジョイント」は、この方法を使った最初の作品「アラベスク」に由来している。
アラベスクの折り図は無料でホームページに公開中。
ぜひ、お試しあれ。
アラベスクの折り図
Technique tips for works using Arabesque-joint.
I noticed that in dry areas, like Bansko which I stay now origami paper rips easily in folding processes.
When I was making parts of joints, they riped many times. Since Japan have high humid always, it’s hard to experience it in Japan: especially in my hometown Tottori.
■Tip 1 : Care a direction which paper rips easily.
1. Paper has a direction which rips easily.
2. Attent how a part rips in folding processes, and memo this direction.
And don’t match these two directions.
■Tip 3 : Using a humidifier
It’s better to keep humid by like using a humidifier.
■Tip 3. que sera sera.
Don’t mind if paper rips.
折り図配布中 / distributing a diagram of “Rime”
The diagram of “Rime” is distributed as the monthly diagrams of Sep. 2019 for patrons who are $3 or more on the site of “Patreon“.
「白霜」の折り図は“Patreon“で、$3ドル以上のパトロンさまに配布中。
余談 : 名前の「白霜」について
今までの「ウシャス」の作品からの「発展作品」やら「派生作品」は、だいたいどっかの国の神話の神様の名前がついている。
たとえば、
・ウシャス(インド神話の女神)
・ホルス(エジプト神話の神)
・セレネ(ギリシア神話の女神)
が、今度の作品は「白霜」。
見た目がなんか雪の結晶っぽいな。という印象から、神様の名前をつけるというこれまでのルールをサクッと無視した。
と、言うのも一番最初に作った作品がオレンジ色の作品。これが、ほんとうに雪の結晶っぽい。見れば見るほど、真剣に結晶っぽい。
あー、こういうの、なんて言うんだっけ?
「霜柱」? (しもばしら。←ぜんぜん違うし。)
「氷柱」? (つらら。←ぜんぜん違うし。)
「氷霧」? (ひょうむ。ダイヤモンドダストのこと。←ぜんぜん違うし。)
苦戦しながら、wikiでネチネチ(?)検索したら「霧氷(むひょう)」を発見。
写真を見て、あー、これこれ。しっくりくるー。
英語では「Rime」と言うらしい。
ということで、「霧氷 / Rime」決定!!!
しかしこの後、macに標準搭載の辞典(ウィズダム英和辞典)で「rime」を検索すると
「(文)白霜.」
と載っていた。
へぇー、かっちょええじゃん。
と、感心。あっさり、霧氷を改め「白霜」にした。
名前が決まったものの、この作品、ちょっと折り工程が長い。
もうちょっと簡単にした方がええかな。と首をひねり、頭をひねり。
で、生まれたのが黄色い作品。実はオレンジ色の作品を作る途中のプロセスで出来る作品だったりする。なので、これが基本の作品になった。
そして、そこからさらに単純なアレンジ作品(緑色の作品)が生まれた。
ただ残念ながら、後から出来たこのふたつの作品は、あんまり雪の結晶っぽくならなかったんだな…。
がっくし。
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