国教はイスラム教だけど、ショッピングモールは普通にクリスマスムード。だったりのマレーシア
マレーシアの国教はイスラム教。
ということで、勝手に「クリスマスはきっと質素なんだろう。」と、思い込んでいたけど、ショッピングモールに行ってみると、普通に日本と同じようなクリスマスムード。
モール全体にクリスマスソングが流れているし、あちこちにクリスマスツリーなんぞのデコレーションがあったりする。
モールのセンター広場にはクリスマスグッズの特設会場があったりして。
なんだろう。
つまり、この光景を見たワタシ的な解釈は、
国教 < 企業商戦
みたいな?
いやいや、そもそもマレーシアは結構な民族が入り乱れているので、キリスト教徒も少なくないのかも。と、しゅしゅっと思考修正してみたり。
それとも、その「多民族国家」ゆえに、個々人の宗教に対する姿勢にもれなく「寛容さ」が標準装備されていて、他宗教のお祝いごとも抵抗なくウェルカムなのでは? とも。
MEMO
後で調べてみた。
国教はイスラム教ですが、信仰の自由を認めている為、多民族国家を反映して仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、道教、シーク教を信仰する国民も多くいます。
だそうな。
マレーシア政府観光局より
ツッコミを入れるべきか、自分を納得させる理由を探すべきか
私にとってはなかなか奇妙なシーンを見た。
クリスマスのために用意された特設会場。
プレゼント用の商品がいろいろ並ぶけど、レジに立っているお姉さんは、ムスリムの人だ。
そ、そういうもんなんけ…?
まぁ、日本だって、ほぼ仏教徒の人がクリスマスをお祝いするわけだが。
しかし、私のイメージでは、イスラム教は「絶対、豚肉は食べない」「絶対、お酒は飲まない」なんぞ、ちょっと厳しいイメージがあったりしたわけで。
意外な光景だな。
少し考えて
「レジに立つぐらい、どぉーってこと無いのかもしれない。」と納得してみた。
が、考えの裏側からフツフツと湧いてくる、ワタシ的な結論。↓
企業のあらゆる「商戦」は、各宗教をゆるーく調和させている。…可能性がある。
ああ。すばらしいかな。この世の資本主義。
MEMO
※ 八百万 (やおろず) の神を受け入れる、そこはかとなく寛容でゆるゆるな日本人のみなさまのために。(うっかり忘れちゃっている人たちへ)↓↓
クリスマスは、キリスト教で「イエス・キリスト」の誕生を祝うイベントです。
一応、宗教が関わっています。
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