くすりを飲まないで風邪を治す方法

風邪をひいてもくすりは飲んだことない

むかしから、風邪を引いてもくすりは飲んだことがない。子供の頃からやってる方法があって、だいたいそれでうまく行っている。そもそも、風邪に効くくすりなんてものは、無い。と思っているので、くすりなんてものはどんな種類でも絶対飲まない。そもそもくすりを飲んだ時点で、肝臓に負担がかかってしまうしな。

じゃぁ、どうするかというと、自分の免疫システムをサポートする。
風邪をひかないようにするのも、風邪をひいた時に治るのも、結局は自分の免疫力のチカラだ。

自分の免疫細胞が思う存分活躍できるように、手助けをするんだな。

くすりを飲まないで風邪を治す方法

もし万が一、真似をされる場合は、自己責任でお願いします。

その1. 体温を上げる

とにかく体温を上げる。体を熱くする。

「風邪を引いたら、体をあたたかくして、安静に…」なんていうのを聞くけど、私は「それじゃぁ、生ぬるい」と思っている。 

暑いくらいじゃないと、だめ。結果的に汗をかくくらいがベストなんだ。

具体的にどうやって体温を上げるのかというと、私の場合は、たくさん着る。身動きができなくなるくらい、着る。そして、寝るときは、ふとんもたくさんかぶる。

ここで、注意点がふたつ。 

  1. 汗をかく。が前提だから、水分をたくさんとる。水分をとって、汗で出す。みたいな感じ。水分をとらずにいると、脱水になる可能性がある。
  2. 汗をかいたら着替える。そのままにしておくと、汗を吸った衣類が冷たくなり、体が冷えて、症状が悪化する可能性がある。

なぜ、風邪をひく(病原体に感染する)と、体は体温を上げる(熱が出る)のか?

理由はふたつあるらしい。

ひとつは、免疫細胞を活発化させるため。

免疫細胞は、病原体の感染から体を守る細胞たち。白血球とよばれる。白血球の種類には、病原菌を食べる細胞(好中球、マクロファージ)、感染細胞を殺す細胞(キラーT細胞)、抗体を出して、病原体を攻撃する細胞(B細胞)などがある。

たとえば、免疫細胞のひとつ「マクロファージ(白血球の一種。生体内をアメーバ様運動する遊走性の食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌などの異物を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。by wiki)」は、

スイッチ・オンされたTRPM2(アデノシン二リン酸で活性化され、細胞の酸化還元状態のセンサーとして機能する、一過性受容器電位チャネルと呼ばれるイオンチャネルの一種 by wiki)の働きによって、異物を食べるマクロファージのはたらきが、発熱域(38.5℃)で、より増強する。by 生理学研究所

なんだそうな。

さらに、体温を上げると血行がよくなる。そうすると、その血流に乗って、からだのすみずみまですばやく免疫細胞が運ばれるんだな。

もうひとつは、ウイルスを働かせないようにし、ウイルスの増殖を抑え込むため。

ウイルスというのはだいたい、低温で活発化するのらしい。体温を上げるとウイルスの動きを止めることができる。そうすると、ウイルスは増殖できなくなる。というわけだ。

この体温を上げて、免疫システムを活発化させ、ウイルスをやっつける。という構図に似たものを、自然界でも見たことがある。
それは、ミツバチがスズメバチを撃退する方法。初めてこの動画を見たとき、免疫システムに似てるな。と思った。

スズメバチを撃退するニホンミツバチ | ナショジオ

風邪をひくと、解熱剤なんぞを飲んで熱を下げようとする人がいる。あれって、逆効果じゃないんかなー。と思っている。

しかも、その解熱剤にアセトアミノフェンとか入っていると、免疫力を上げるためのグルタチオン(体内で作り出される抗酸化物質)が解毒のために使われることになる。
ちなみに、グルタチオンが枯渇すると、肝障害になる。

グルタチオンが集中して存在している肝臓は、マクロファージやT細胞、B細胞などの免疫細胞が常駐する場所でもある。

ダメージを加えるといかんと思うんだな。

その2. 好きなものを食べる / エネルギー補給

体温を上げるとエネルギーが消耗される。だから、適切にエネルギーを補給する。
私は、そのときに食べたいものがあれば、それを食べるようにしている。このときは、栄養のことはあまり考えない。
食欲がなくても、何だったら食べられるかをいろいろ探ってみる。
この時のポイントは、食べたいものを頭で考えるのではなくて、体に聞くこと。胃や腸のあたりを意識しながら「何だったら、体が受けつけてくれるかな。」と、聞いてみる。

私の場合、だいたいその時思いつくのが、普段食べないような甘いもの。アイスクリームとか、おしることか、バナナとか。
なんでかはよくわからないけど、まぁ、すぐにエネルギーになるようなものなんだろうな。と解釈している。

必要なら、それに加えてビタミン剤をとる。こどもの頃はよくドリンク剤を飲まされた。今はビタミン剤もドリンク剤も飲まないけど。というか、そもそも、ここ数年間、風邪をひいたことがないな。

その3.眠る

たくさん着込んで、好きなものを食べて、水分をとったら、あとは免疫細胞にまかせて眠る。

この「眠る」とは、横になっているだけじゃなくて、実際に意識を閉じること。脳が働いていると余計なエネルギーを使うので、意識はさっさと閉じる。

これで、終わり。

一番のポイントは体温を上げること

風邪をはやく治す一番のポイントは「体温を上げる」ことだと思っている。汗をかくくらい体温(熱)を上げると、だいたい次の日にはあっさりと回復している。

私は服を着込んだり、布団をたくさん重ねたりしてるけど、ほかにも体温を上げる方法があるかもしれない。痛みやだるさがなく、さらに体力があるなら「運動をする」とか。ちょっと無謀か…。(←ダウン寸前のときに、これで一度治ったことがある)。

そのほか、参考になるかもしれないサイト
かぜをひいてしまったら 体温を上げてウイルスと戦おう by クラシエ

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